トップ>Triumph GT6 復活編>勢いで買ってしまった2台目のトラ~外装レビュー(2004年03月)
☆十分綺麗なボディ。
ある日Yahooオークションで何気なくスピットファイアを検索していると、何やら不思議な固体が出品されていました。
ハードトップが載った車体の画像をパッと見たときはスピットMK3かな、と思ったのですが、出品の説明文を見てみると排気量2000ccとなっていました。
2000ccは"GT6"という車種に積まれているエンジンのはずですが、GT6はオープンではなくクーペタイプなんです。「えっ?何で?」と沸き立つ興味。
最低落札価格も30万円と安く、程度も結構よさそう。何よりも珍しく、好奇心を刺激され、ほとんど衝動で入札してしまいました。
するとあっさり落札。晴れて(?)トラの2台目を持つことになってしまいました。
スピットMK4のレストアもまだ途中だというのに、どうすんでしょ?!

さて、落札してから4日後には長野から東京まで運ばれたきた2台目トラ君。さっそくまずは全体をチェックしてみました。
この車の正体についてはspit1500さんのBBSでヒントをいくつかいただき(感謝!)、ある程度の予備知識は入れることができました。 画像を中心に状態を記録、公開することにしました。

スピットMK4より少しクラシックで流麗なスタイル。惚れました! リアのちょっと古めかしい雰囲気も大好きです。
トランクリッドの端に少し錆が出ています。ここ以外は所々塗装の浮きがある程度で、 これらを簡単に補修すれば全く問題ないと思います。 ジャガーEタイプに似たフロントマスク。ボンネット中央は6気筒エンジンを格納するためのふくらみがあります
ボンネット側面の熱気抜きルーバー。これがあるのはGT6のMK2だけ(GT6には他にMK1,MK3があります)らしいです。 側面だけでなくボンネット上部にもルーバーがあります。
フロントバンパー下部。方向指示器は現代的。 チャンバーが付いたマフラー。いい音出てます!

☆内装だって十分綺麗。シートなんて文句なし!
シートは驚くほど綺麗です。一度替えてるのかも・・・ おまけにリクライニング。これは結構いいかも。
ダッシュトップにもよくあるひび割れはありません。木製パネルはくたびれてますが磨いて再塗装すれば十分蘇るレベル。 トランクの中には幌とその骨組みまでちゃんとありました。
ロールバーまで付いてます。レースも出れる?! ハードトップのシール。さすがにゴム類は結構痛んでます。