トップ>Triumph GT6 復活編>勢いで買ってしまった2台目のトラ~機関/足回りレビュー(2004年03月)
☆エンジンはかかりました。もちろん、いくつか不具合も発見
バッテリーを交換し、エンジンをかけてみました。チョークを思いっきり引いてキーを回すと、なんとかかかりました。
排気も白煙などなく綺麗だし、エンジン音も異常は感じられません。マフラーからはいい音してます!う~ん、たまんない!
しばらくエンジンをかけ、チョークを少し戻すと、ストストプスッ、て感じでとまってしまいます。キャブの調整が必要なようです。ストロンバークキャブは触ったことがないので、調整方法はわかりません。
クラッチペダルはスカスカではなく、一応、圧は感じられ、マスターシリンダにフルードも入っています。が、エンジンがかかった状態でクラッチペダルを踏み込みましたが、ギアは入りません。 原因を調べなくては・・・
ブレーキも一応バラして状態を見てみるつもりです。
機関全体も見た限りでは状態はいい方だと思います。少なくとももう1台のスピット購入時の状態よりははるかに程度がいいです。
ボディーも大きな問題はないし、いい買い物だったかもしれません。

エンジンです。シリンダヘッドカバーは結構表面が錆びていますが、エンジン本体はほとんど錆なし。 ヘッドキャップを空けて中を覗いてみましたが、オイルやカーボンにまみれた様子もなく、とてもいい状態です。
ブレーキとクラッチマスターシリンダ。見た目の程度はまぁまぁ こ、これはオルタネータ?! 初めて見るかたちです
ストロンバークキャブ。2連ですが、同期していないタイプ?低回転時はフロントのキャブのみ働き、高回転になるとリアからも混合気が供給されるタイプらしいですが、そうなんでしょうか? エンジンルーム内に少し錆が出ている個所もあり

☆サスペンションには特徴あり!
この車体は何者だ?ということで、spit1500さんのホームページのBBSに助けを求めたところ、 いくつかヒントをいただきました。
それによると、スピットMK1 or MK2のボディをベースにGT6のエンジンとボンネットを載せ替えたもの、 あるいはGT6のボディをベースにスピットMK1 or MK2のボディの一部を合体させたもの等が考えれるそうです。 特にサスペンションには特徴があるそうで、それによってGT6がベースかどうか、さらにGT6の場合はMK1かMK2かMK3かが特定できるそうです。

フロントサス全景。スピットMK4とほぼ同じダブルウイッシュボーンは錆もほとんどなく、いい状態です。 キャリパーはスピットMK4と少し形状が違います。
リアサス全景。ドラムにも錆は出てないし、本当に程度がいいです。 真中のドーナツ状のものが"ロトフレックス"というパーツです。これがGT6 MK2の証し、ということになるそうです。
ロアアームには錆が出ていました。 ガソリンタンクを覗いてみましたが、錆など無し!とっても綺麗です。