トップ>Triumph GT6 復活編>うわっと!いきなりダイナモ(ジェネレータ)から煙が・・・!(2004年03月)
☆エンジンをかけてしばらくすると・・・
ダイナモを分解。赤矢印の部分が焼き切れてました。青矢印の2つのプレートは片方だけ異常に磨耗してしまっている? チョークを引いてエンジンをかけ、2000回転程度でしばらく回していると、なにやら煙臭い・・・
ん?何だ?と思ってエンジンルームを見ると、ダイナモの後方から白い煙がもやもやと・・・
こりゃやばい!と慌ててエンジンを切り、バッテリーを外しました。5年間くらいはエンジンもかけてなかったらしいのでこんなことが起こっても不思議ではありません。
分解し、出火部分は特定できました。配線の接続が切れかかっておりショートしたと思われます。

その後、色々調べてわかりました。
オルタネータには交流発電で得た電流を効率よく安定した直流電流に替えるための整流装置がついてますが、ダイナモは電磁石とコイルと直流電流を取り出すブラシ(上の画像のプレート状のパーツ)しかありません。
とりあえず復活させようと思い、翌週平日の昼休みに英国旧車パーツの専門ショップ、BRGさんを訪ねました。(会社から15分)
ただでさえマイナーなGT6、しかもMK1という初期型のエンジンの補機類の小さな構成部品までは置いてないだろうと思っていたのですが、 さすがはドラエモンのポケットのようなBRG、ちゃんと置いてありました。すごい!
でも考えてみたら、35年以上前の古い車の部品がいまだに供給されているという、英国、米国のクルマ文化がすごいんですよね、、、

で、週末、新品に交換してエンジンを掛けてみました。
ところが、エンジンが掛かる前から既に煙がモヤモヤ・・・
うわっ!なんじゃぁ~!
前回焼けてしまった時、ブラシの取り付け台座のプラスチックの部分がかなり溶けてしまっており、おそらく絶縁機能がダメになってしまっているんでしょう・・・ どうしようかと悩みましたが、新品のダイナモ自体、そんなに高いものではないので(9千円程度)そっくり交換することに決めました。
右が新品のブラシ。こんなマイナーなパーツもBRGさんでは在庫してありました