トップ>Triumph GT6 復活編>この固体の正体は?! それでも残る謎・・・・(2004年03月) |
☆どうやら3台のトラの合体作らしい・・・ | |
スピット好きの先輩達から色々とお知恵を拝借し、ようやくこのクルマの正体がおぼろげながら見えてきました。 どうやらトライアンフの3種類のモデルがひとつに合体してできているらしいのです。 | |
ボンネットのルーバーと中央のふくらみははGT6 MK2の証し | メーター類が中央に配置されたダッシュはボンネット以外のボディがスピットファイアMK1かMK2であることを示しています。 |
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リアサスペンションに組み込まれている、"ロトフレックス"という、堅いゴムででき たようなドーナツ状のパーツ。これはGT6のMK2初期型にしか採用されていないそうです。 後期型以降では原価削減のためとかで、姿を消してしまったようです。 | ロッカーカバーを止めるボルト。GT6 MK2のエンジンではこれが3本ともスタッドボ ルトなのに対し、MK1ではフロントの2本だけがスタットボルトだそうです。画像、リアの1本はボルトが飛び出していないでしょ? どうやらエンジンはGT6 MK1である公算が大きいです。 |
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いきなり煙を出した直流発電機。これも機関部がGT6 MK1であることの証し。 MK2以降はオルタネータになり、これを装着しているのはMK1だけのようです。 | |
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あと、イグニッションスイッチの動作がおかしいのですが、
これはハーネスがGT6なのに、イグニッションスイッチの組み込まれたダッシュボードがMK1かMK2のものだからじゃないかな、と推測しています。 これらのことから、現時点ではこの固体は下記のように3種類のトラをひとつに合体したものであることが推測されます。 ミッションやデフまではまだ見ていませんので、それらがどのモデルのものかはまだわかりません。 1.Triumph spitfire MK1 or MK2の、ボンネットを除いたボディ部分 2.Triumph GT6 MK1のエンジン、補機類等の機関部分(おそらくメインハーネスも) 3.Triumph GT6 MK2のサスペンション、ブレーキ(根拠の無い推測としてはシャシーも) |
☆それでも残る謎・・・? | |
ホイールのボルト、なぜか1本だけ太い | 一応、簡単なこの固体の検証を終えましたが、その過程で疑問符が残ったままの部分もあります。 ちょっと調べた程度では私の疑問を解消する情報は得ることができませんでした。 どなたかご存知の方、おられましたら、是非BBSまで書き込みをお願いしまっす! フロント右側のホイールを外した時、4本あるボルトのうち、一本だけ異様に太いのが目に付きました。 「なんだ、1本折ったかなんかで別のボルトを入れたんだな、いいのかなぁ、こんなことして」 と思ったのですが、なんと左側のハブにも同じように1本だけ太いボルトが・・・ 「えっ!?まさかこれが標準?」 と思ってハブの裏側を見てみると、そのボルトの裏の部分だけ作りが分厚くできています。 間違いない、1本だけ太い作りになっているんだ・・・しかもフロントだけ。リアは他のモデルと同様、4本とも全部同じです。 これってやっぱり疑問、膨らんじゃいますよねぇ・・・・ とりあえずspitbitsさんのホームページでGT6関連のパーツリストを見てみたのですが、それらしきパーツ構成は見当たりません。 それ以外にも色々GT6のサイトを探してはみたのですが、この部分の情報は見つけられませんでした。う~む・・・知りたい・・・ |
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