トップ>Triumph GT6 復活編> 車検取得に向けて整備開始 その2(2004年03月)
☆キャブ分解チェック
spitbitsに発注した商品は通常すぐ出荷されれば5~6日で届くので、3月20日、21日の土日でブレーキのオーバーホールをする予定でした。 が、ダイナモのサイズの件でspitbitsとメールのやりとりがあったため、この週末には間に合いませんでした。
なので、キャブのガソリン漏れの対処、リヤブレーキの組み付け準備でもすることにしました。

週末、土曜日はあいにく朝から雨模様。昼前には雪に変わり(都内でも都心部では雪にはならなかったらしいですが・・・)、外にいると手がかじかむほどの寒さです。
それでも寒さを我慢してキャブのフロートチャンバーを外してみたところ、オーリングがかなり劣化しており、どうやらこれがガソリン漏れの原因らしいことがわかりました。
あとはさすがに屋外での作業はつらいので、キャリパー、分解したキャブの一部分を自宅に持ち帰り、錆落とし、清掃することにしました。

自宅でキャリパーのシリンダ上部に薄く出ている錆を1500番の耐水ペーパーで研磨し、一通り滑らかな状態にしました。
シールをはめ込む溝の部分にも少し錆が出ています。細い溝の内側をペーパーで研磨するのは結構大変です。
でもこれをやっておけば新品のピストン、シールが届けば後はそれらを組み付けてしまえばとりあえずキャリパーは蘇ります。

キャブもニードル、ピストンの汚れを落とし、ダンパー上部を綺麗に磨き、組み付けました。 エアーの吸入口から指でピストンを押し上げてみて、フワッ、スーッ、という感じでピストンの持ち上げ、下降ができればOKです。
ダンパーオイルの量を調整したりしてだいたい適度な固さになってくれました。

あと、リヤのブレーキシリンダの組み付けもやりました。新品に交換するつもりはなかったのですが、左側のシリンダはかなり傷んでおり、結局スピット用に購入しておいたものに交換することにしました。
この画像などは次回の更新で記載することにします。
キャブからのガソリン漏れはこのオーリングのせいだと思います。
キャブの頭だけちょっと綺麗にしてあげました
☆ついでに内装の一部もリペア
ミッションボックスのカバーのレザーを剥がしました
クラッチの張り付きを修理するためにミッションを降ろすための準備として内装のミッション回りを取り外しました。
ミッションボックスのカバーの合皮がかなり劣化しており、張り替えることにしました。ある意味やる必要のない作業だったのですが、寒さのための自宅作業だったので、思いつきで着手してしまいました。
合皮の下はウレタンスポンジです。鉄板も錆がそれなりに出ていました。ウレタンも所々痩せてしまっており、このまま新しい皮を張るもの抵抗があったので、替えることにします。
上に貼る皮は以前、東急ハンズで半端ものを安く売っていたのを買っておいたので、それを使うことにします。
ま、この作業は全然優先順位は低いので、すぐには完成しないかもしれませんが・・・