トップ>Triumph Spitfire MK4 分解編>>足回りパーツのブラスト&塗装(2003年4月)

☆レンタルブラストマシンでサンドブラスト
取り外した足回りその他のパーツをいつものようにブラストマシンのレンタルの不二製作所さんにてサンドブラストで綺麗にしました。 この日、全部の部品のブラストを完了するまでに2時間30分かかりました。
レンタル料は、7,260円でした。(会員になっているので、10%弱程度の割引になっています)

ブラストしたパーツ類には定番の防錆塗料、POR-15を塗りました。
私はPOR-15はWEB上の輸入代行サイト、JO-YAで購入しました。
ここは車のケミカル製品を輸入販売していて、OMEGAのギアオイルも購入できます。
価格も比較的リーズナブルではないでしょうか。

945ml入りの缶で購入したのですが、こいつの保存には気をつけないといけません。
使った後に缶の蓋の溝の部分に塗料がついてしまった場合、綺麗に拭いてから蓋を閉めることを強くおすすめします。
でないと、次に缶を開けようとしてもまともには開いてくれません。 POR-15は非常に強力に硬化しますので、蓋が変形するくらいこじ開けないと缶が開きません。
実際、この日はまったく缶が開かず、蓋をダメにしてしまいました。
結局、代わりの塗料缶をDIYショップまで買いに行くはめになってしまいました。(トホホ・・・)
でもこの塗料缶、オリジナルより閉めやすく、空けやすく、なかなかの優れもの。やはり日本製はどんなものでも使いやすく作れらてますね。

その後、これらのパーツにハケ塗りで塗布しました。
POR-15は硬化までの時間が長く、また粘度も高いので、ハケで塗った時点ではハケの跡が塗布面に残っていても、時間が経つうちに表面が自然と適当な厚みで均等になり、それなりに綺麗に仕上がります。

あと1点、こいつを使う時はゴム手袋などの使用をすすめます。
塗料が手につくと、ある程度以上は何をやっても落ちません。
通常の洗剤類はもちろんのこと、石油溶剤系のクリーナー、果てはガソリンまで使いましたが落ちません。
結果、コンビニでお釣りをもらうために手を差し出した時、店員から怪訝な顔で見られる、ということになってしまいますので、要注意。
こんなに錆だらけのアーム類ですが・・・
サンドブラストで錆を落とし、POR-15を塗るとこうなります。
あの手を焼いたフレームにPOR-15を塗ってる途中。