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☆ミッションをズルズルと引っ張り出します
エンジンを降ろした後、ミションが残ったまんまです。
こいつをエンジンクレーンを使って引っ張り出します。ミッションボックスはジャッキで支えた状態です。
ラッパの首にチェーンを掛けてから、まずはドライブシャフトと連結されているボルトを緩め、抜き取ります。
あとはエンジンクレーンを少しずつ持ち上げていけば、ズルズルという感じで取り出すことができます。
今回はオイル汚れを落とし、ミッションオイルとガスケットを交換をする程度にしておきます。
 チェーンをこのラッパに引っ掛けて引き上げます
取り出したミッションケース。手で持ち上げられる重さです
☆カップリングジョイントには苦しめられました
なんとかカップリングジョイントのボルトにメガネレンチを噛ます事ができた、の図

エンジン本体もミッションも外し、ボンネットの中もガランとしてきました。
残っているのはステアリングロッドとステアリングラックくらいです。
ステアリングロッドとステアリングラックはカップリングジョイントによって繋がっています。
このジョイントを外すことにしましたが、えらく苦労しました。
ロッドが回転しないように細めのバールの先端をラック側のボルトを抜いた穴に入れて押さえながらレンチを回します。
噛み合っているジョイントを結んでいるボルトを交互に緩めていくのですが、片方のボルトが例によって錆で固着。
思いっきり緩めるためにはメガネレンチを使いたいのですが、それを差し入れるための隙間が空いてくれません。
ナットクラッカーでナットを砕こうにも、ジョイントはそれを使える形状でもありません。
あの手この手で緩めようにも、どうにもなりません。
最後はバールを差し入れて無理やり隙間を広げ、なんとかぎりぎりでメガネレンチを噛ませることができました。
「よっしゃぁ～！」
と、思い切りメガネレンチを回すと、
「バキッ！」
と、見事にボルトが折れた、というか、ちぎれたというか、何しろ外れてくれました。
当然、カップリングジョイントは新品に交換です。

ほとんど空っぽになりました

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