トップ>Triumph Spitfire MK4 分解編>>ホイルリペア~足回り仮組み~塗装持込(2003年6月)

☆ホイルを綺麗に・・・
古いタイヤをカーショップで外してもらいました。(新しいタイヤ購入を前提に)
ホイールは、タイヤのはまる溝の部分に全体的に薄い錆びが出ていましたが、サンドブラストで簡単に綺麗になりました。
一本のホイールだけ、タイヤがかなり古かったのでしょう、タイヤのゴムがこびりついています。
サンドブラストは、ゴムに対しては研磨剤の粒子が滑ってしまうらしく、ほとんど威力を発揮しません。
残ったゴムはスクレーパーでシコシコ削り落としました。
ブラストしたパーツは表面に細かい研磨剤の粒子が残っているので、それらを水とブラシで綺麗に洗い流します。
一通り綺麗になったホイールは、溝と裏の部分にシルバーのPOR-15を塗りました。
ホイールの溝や裏の部分は表から見える訳ではないので、POR-15を塗るだけにします。上塗り塗装はしません。それでも十分綺麗になりました。
その後、他のホイールと一緒に、表側だけシルバーをスプレーし、ホイールのリペアを終えました。
古いタイヤのゴムがこびり付いたホイール
錆等を落とし、シルバーのPOR-15を塗布し、表側だけシルバーをスプレーしました(画像左側)
☆足回りを仮組みして全塗装に出します
いよいよボディの全塗装のため、業者に愛車を持ち込むことになりました。
リペアが終わったアームにブッシュを圧入し、足回りの組み付けにかかりました。
ブッシュの圧入は結構大変です。万力を使ってやってみましたが、うまくいきません。結局、金槌でゴンゴン叩き入れ、何とか組み込むことができました。
新品のショックアブソーバーに自分で黄色に塗装したコイルスプリングを組み付けてみました。
レストア前に比べれば十分綺麗になりました。

レストア前・・・一番分解に苦労したパーツです レストア後・・・
新しいショックアブソーバー、スプリング、リペア済みのアームで仮組み 塗装に出すためにキャリアカーに乗せたスピット