トップ>Triumph Spitfire MK4 分解編>Betaのトルクレンチでシリンダブロックの組み付け完了!(2003年9月) |
☆初めて買ったブランド物の工具 | |
これがBetaのトルクレンチ |
新しいトルクレンチを買うためにワールドインポートツールズさんまで出かけました。 以前買った物はホームセンターで2,980円の安物で、何となく動作が怪しい。 トルクは正確でないと意味がないので、この際、いい物を買うことにしました。 ワールドインポートツールズさんはSnaponやBetaなどのブランド物を中心に取り揃えた、ちょっと高級な雰囲気の工具屋さんです。 店員の対応もよく、お店の質としてはとても高いと思います。(値段もちょっと高いけど・・・) ちょうどBetaのトルクレンチがセールで定価2万数千円のものを18,000円で売っていました。トルクのレンジが20-100Nmのタイプを購入しました。 メモリも合わせやすく、大きさも扱いやすいし、何よりもとても軽いですね。 やはり安物とはちょっと違う。納得の買い物でした。 ワールドインポートツールズさんでは、トルクレンチのトルク値の検査/調整も無料でやってくれますので、買ったあとも安心です。 尚、トルクの単位には下記の3種類が使われているようです。最近はNmの単位が標準になっているようです。 Nm lbf/m(cm) kgf/m(cm) |
☆ようやくオーバーホール完了! | |
注文しておいたコンロッドボルトが届いていたので、この日は、買ったばかりのトルクレンチを使ってすべて新品のボルトに締め直した。 ボルトが折れてしまったコンロッドからは無傷で折れたボルトの先を抜き取ることができました。 ドリルとかは使わずとも、ボルトの割れ目にポンチを当てて、緩める方向に少し叩いてやると簡単に緩んでくれました。 結局、万一のことを考えて注文しておいた新品のコンロッドは不要になりましたが、ピストン交換まで含めてエンジンに手を加えるときのために保管しておきます。 新しいトルクレンチの使い心地ですが、こちらの勝手な思い込みかもしれませんが、やはりいい物だという信頼感があるので、安心して締めることができました。 オイルポンプを組み付け、エンジンブロック内部の全てのパーツを組み終わりました。 あとはオイルパンをガスケットとともに取り付け、エンジンブロック部のオーバーホールがようやく完了しました。 クランクシャフトを外してから既に約4ヶ月が経過した、9月末のことでありました。 | 規定のトルク値でクランクを組み付け、オイルポンプも取り付けました |
オイルパンを取り付けて完了です! | |