トップ>Triumph Spitfire MK4 分解編>レストア再開。シャシーとボディの分離(2004年08月)
☆久しぶりのハードな作業
2004年2月にGT6を手に入れてからはその復活にかかりきりだったため、半年間もの間、 MK4はパイプ車庫の中で眠りについていました。
一応はGT6は復活を果たし、旧車スポーツカーを乗り回す楽しみを味わう手段を得ることができたので 心機一転、MK4のレストアを再開しようと思います

レストア作業はシャシーの錆落とし&錆止め塗装をする前でストップしています。
そこから作業再開です。シャシーとボディを分離しなければなりません。こいつが結構な重作業になりそうです。
ボディとシャシーを止めるボルトはすべて抜き終わっており、あとは単純に分離すればいいだけなのですが、何しろ対象物は重いボディ。 こいつをスムーズに持ち上げ、なおかつ、1日ではとても終わらないであろうシャシーの錆落とし&塗装作業のために、 ボディを持ち上げたままでシャシーを車庫内に出し入れできる状態にしなければなりません。
作業の様子は下記に画像とともに記載してみました。

半年振りにパイプ車庫から引っ張り出したスピット 塗装は剥離しっぱなしだったのですが、錆はほとんど出ていません
ボンネットはシャシーに付けたままにしておきます。運転席から後方のボディを持ち上げます 吊り上げる道具を1500円強で購入、これをパイプ車庫のフレームに取り付け、ロープを使って吊り上げます
少し持ち上がったボディの下に、支えにする2×4材を差し入れ、両端をウマで支えます。
ボディを吊り上げる道具はパイプ車庫のアルミ製パイプに引っ掛けているだけです。アルミということで強度は期待できないので、 そんなに高く吊り上げるわけにはいきません(ちょっと吊るとミシミシ言ってます)。なので、少し持ち上げたところでボディとシャシーの隙間に支えになる2×4材を差し入れ、その両端をウマで支えます。
後輪側も同様に作業しようとしましたが、フロントに比べて非常に重く、吊り上げようとするとロープが伸びてしまい、あまり上がってくれません。 しょうがないのでとりあえず2×4材をなんとかボディとシャシーの隙間に入れたあとはその2×4材を掴んで力一杯持ち上げ、足で材木の下にウマを差し入れて何とか支え、左画像の状態になりました。

で、ここからシャシーを前に引っ張りだそうとすると、当然、タイヤより上の高さまで ボディを持ち上げて支えておく必要があります。タイヤの高さは60cmあります。が、ウマの高さは一番高い状態にしても40cm程。
シャシーを前に出すためには、あと20cm以上ボディを持ち上げて、なおかつあと20cm以上高いウマが必要になります。
どうしようか・・・