トップ>Triumph Spitfire MK4 再開編>>ボンネット錆止め塗布(2009年1月)

☆細かい作業も手を抜かず・・・・
ボンネットの錆取り、古いPOR-15の剥離はほぼ先週完了、今週は仕上げ作業です。
POR-15の残り部分を剥離し、サンダーでは削れない狭い箇所や隙間の処理、それと、ヘッドライト裏回りの処理も施します。
ヘッドライトの裏部分は、ライトの本体自体に隠れて見えないので、そこは元のままで、見えるところだけ綺麗にする手もあるんですが、 やはりそれはどうも納得いきません。
多少は面倒でも、しっかりと仕上げることを目指します。

そして強力錆止めコーティング剤のPOR-15を塗布します。
POR-15を使うときは完全防備です。手について乾いてしまったら何をやっても落ちないので、薄いゴム手袋を付けての作業は必須です。
スプレーガンで塗布中は霧状のPOR-15を吸い込んだり髪や皮膚に付かないよう、防毒マスク、粉塵避けの頭巾も必要です。

サンダーだけだとどうしても削れない湾曲部分とか狭い塗装面にはこれを使います。 普通のドリルで使えて、とても強力です 継ぎ目部分にアクセントの溝があります。ここの塗装は剥離材を使って落とします
ホームセンターで普通に売ってる剥離材。塗装の上にたっぷり乗っけてやると、塗装が溶けて剥がれてくれます ヘッドライトのケース、リベットで固定されてます。
リベットって、意外と簡単に取れるんです
ドリルでリベットの頭を削っていきます。グリグリとほじる要領です すると、ほんの10秒足らずでポロッと取れます
外れました。古めかしいヘッドライトケース。なんだか味があります ゴム製のパッキン、ボロボロです。新品を買わねば・・・
塗料を吹き付ける前には、塗装面の脱脂作業はしっかりとやる、これが基本らしいです。 プレソルベントを布に含ませて塗装面を拭きます すべての準備を追え、綺麗になったボンネット
スプレーガンです。重力式と吸い上げ式の2種類持ってます。
粗目の方の重力式を使って塗ります
ウスターソース程度の粘度に薄めたPOR-15を2度塗りして完成。 慣れないのであまり綺麗に塗れてません。あとはサフェーサーで表面を整えるしかないか

今週は何とか予定通りすすんだ。 来週はボディをボンネットと同様、綺麗に剥離して、POR-15塗布を目指す