トップ>Triumph Spitfire MK4 再開編>>全塗装の準備 その2(2009年11月)

☆細かいところを丁寧に
これまで、塗装の剥離はドアやボンネット、ボディ、トランクリッド等、基本的には平面状の箇所に手をつけてきていましたが、 当然それら剥離や塗装がしやすい場所以外にも、再塗装が必要な箇所が結構あります。
平面部位は作業がしやすいので、ついついそちらを優先しがちですが、本来は作業が難しい場所から先に手を付けるべきですね。
というわけで、今週末はそっちに手を出しました。
ボディのボンネット内側部分、ここはマスターシリンダが取り付けられているので、フルードにやられて錆が出やすいんですね。


この部分はシリンダ取り付けのステーとかもあって、サンダーで一気に塗装剥離や錆落としができません。
なので、根気よく、こつこつ作業で錆を落とす、これしかありません。
マスターシリンダの取付部以外の塗装もかなり傷んでおり、全体的に塗り直したいな。 剥離剤と電動ドリルを使っておおまかに塗装と錆落としをした後は、
錆取剤で錆を浮かせる⇒水で洗う⇒サンドペーパーでシコシコ錆取り⇒綺麗に洗って水気を取る、部分ごとにこれを繰り返し、この状態になりました。
この作業は正直、かなり面倒ですが、綺麗に仕上げるためには必須の作業だと言い聞かせ、やるしかありません。


ワイパーモーターの取り付け部に、腐って穴が空いた箇所がありました。 ここは半田で埋めます。途中で半田がなくなってしまいました。
来週、買い足して全部穴を埋め、削って形成してからパテで形を整えよう!


☆バンパーの状態
このMK4を購入し、レストアを始めた頃、バンパーはかなり綺麗なままだったので、痛まないようにと全体をラップで包んで屋根付き駐車場保管していました。
今の自宅に越してきてからはガレージの中に保管、2007年にガレージの天井棚を作って以降、その上に置きっぱなしになっていました。
最近、ガレージの雨漏りがだんだんひどくなってきており、もしや・・・・と思って棚からバンパーを引っ張り出してみて見ると、 ラップはパリパリになって剥がれており、少し錆が出始めていました。
いかんいかん、せっかく綺麗なバンパーが台無しになるところだった!
というわけで、クロームメッキのバンパーのお掃除をちょっと・・・・

クロームメッキの下から少し錆が浮きはじめていました。 でもコンパウンドで落とせる程度だったのでよかったぁ~!


綺麗になったバンパーは自分の部屋に保管することに。
幅にしてほぼ机1個分。spitfireがいかに小さい車なのか、改めて認識。